飼い主が知っておくべき犬が肥満になる原因3選!

しつけ方法

ついつい可愛くてオヤツやフードをあげすぎていませんか?犬には満腹中枢がないと言われており、食事量を適切に管理しないと際限なく食べてしまいます。犬が体重過多になると、将来的に糖尿病、心臓病、肺疾患、関節炎や骨格系の疾患などの健康問題を引き起こす可能性が高くなります。今回は犬の肥満の原因について詳しく解説します!

1:過剰な食べ物接種

肥満の主な原因は過剰な食べ物を与えることです。犬には適切な食事量が必要であり、食事の種類や量を調整する必要があります。
一般的には、犬に与える食事量は体重に対して1日あたり2%~4%程度が目安とされています。例えば、10kgの犬の場合、1日あたりの食事量は200g~400g程度が適切とされています。ただし、犬の年齢や活動量によって、必要な食事量は異なるため、獣医師に相談することをお勧めします。


また、犬に与える食事量は一度に与える量だけではなく、1日の食事回数や与える時間帯も重要です。成犬の場合は、1日2回~3回に分けて食事を与え、子犬の場合は1日3回以上に分けて与えることが推奨されます。また、食事の時間帯も一定にすることが習慣化につながり、健康的な食生活を促すことができます。犬に与える食事量は、犬の健康状態を確認しながら調整することが必要です。

2:運動不足

犬は運動が必要であり、適切な運動を取り入れることが重要です。犬にとって適切な運動量は、犬種や年齢、体重、健康状態、生活環境などによって異なります。運動不足は肥満の原因になるだけでなく、犬の健康や幸福にも悪影響を与えるため、適切な運動を行うことが重要です。


まず、犬の運動量には「有酸素運動」と「筋力トレーニング」の2つがあります。有酸素運動は、犬の心肺機能を強化し、全身の血行を促進するために重要です。散歩やランニング、などが代表的な有酸素運動です。筋力トレーニングは、犬の筋肉を強化し、関節や骨の健康にも影響するため、犬にとって重要な運動の一つです。代表的な筋力トレーニングとしては、階段の昇り降りや、土手などの傾斜のついた道を歩くなどです。

ただし、やり過ぎてしまうと関節を痛めてしまう原因にもなります。特に幼齢の子は身体が出来ていないので筋力トレーニングは控えめにした方が良いです。

犬の運動量の目安としては、大型犬や中型犬の場合は1日あたり30分~60分程度、小型犬の場合は1日あたり15分~30分程度を目安としています。

ただし、高齢犬や病気の犬、運動不足の犬は、運動量を徐々に増やすようにしましょう。また、犬種によっては特に運動量が必要な場合があるため、獣医師に相談することをお勧めします。最後に、犬の運動量を増やす際には、犬の健康状態や体調に十分に配慮し、無理な運動を避けるようにしましょう。犬と一緒に楽しく運動をすることで、犬の健康や幸福につながることが期待できます。

3:運動不足

犬種によっては、肥満になりやすい傾向がある場合があります。犬種によっては、遺伝的な要因によって肥満になりやすい傾向があるとされています。これは、犬種が持つ遺伝的な特徴や遺伝子が、食事や運動不足などの環境要因と相まって、肥満のリスクを高める場合があるからです。

例えば、パグやフレンチブルドッグなどのブルドッグ系犬種は、飼い主の注意を払わないと肥満になりやすい傾向があります。これは、骨格が小さく、体重に対して筋肉量が少ないため、運動不足や食べ過ぎによってすぐに太ってしまうためです。

また、ゴールデンレトリバーやラブラドールレトリバーなどのレトリバー系犬種は、元来が活動的で運動量が多く必要な犬種であるため、運動不足や過剰な食事によって肥満になるリスクが高くなります。

さらに、ビーグルやダックスフンドなどのハウンド系犬種は、食欲旺盛で、一度食べ始めると止まらなくなる傾向があるため、食事制限をしっかり行わないと肥満になるリスクがあります。これらの犬種は、飼い主が特に注意して、適切な食事量と適度な運動を行うことが必要です。また、犬種以外にも、個体差があるため、獣医師と相談しながら、適切な栄養管理を行うことが肥満予防には大切です。

ダイエット方法

犬のダイエット方法には、運動量を増やす、食事の量を減らす、食事の回数を増やす、低カロリーのフードを与えるなどがあります。これらの方法は、犬の健康状態に応じて適切に選択する必要があります。食事の量を減らすことは、犬の摂取するカロリーを制限するために非常に重要です。食事量を減らす場合は、犬の年齢、体重、健康状態を考慮し、健康的な範囲内で行うようにしましょう。

食事の回数を増やすことも、犬のダイエットに役立ちます。1日の食事を2回から3回に分けることで、犬が空腹感を感じることがなくなり、食べ過ぎを防止できます。低カロリーのフードを与えることも、犬のダイエットに役立ちます。ただし低カロリーのフードを与える場合は、十分な栄養素を摂取できているかどうかを確認することが必要です。獣医師に相談することをお勧めします。

まとめ

いかがでしたでしょうか?犬のダイエットには、食事制限や運動が必要ですが、獣医師と相談しながら行うことが大切です。犬の健康状態を考慮して、無理のないダイエットを心掛けるようにすると良いです。また成功するためには、継続的な努力が必要です!!

安心の国産・無添加のドッグフードは犬猫自然食本舗