ペットショップに行くと数多くのドッグフードが並んでいて、何を選べばよいか迷ってしましますよね。今回はドッグフードを選ぶ際のポイントについてわかりやすく解説します。
仔犬と成犬で違う食事
- 栄養バランスの違い
仔犬と成犬の食事には、いくつかの違いがあります。仔犬は、成長に必要な栄養素を多く必要とします。特に、タンパク質、カルシウム、リン、ビタミンDなどの栄養素が必要です。また、仔犬は消化能力が未発達のため、１日３～４回に分けて食事を与える必要があります。
乳歯から永久歯に生え変わる５～6ヶ月頃までは硬いものを食べさせると乳歯がする恐れがあります。歯の生え変わり時期は歯肉が傷つきやすいため、なるべく柔らかい食事を心掛けましょう。
成犬は、成長期が終わったため、必要な栄養素の量は仔犬よりも少なくなります。食事回数は1日2回として、ドッグフードのパッケージの1日の給与量を目安にして与えると良いでしょう。 - エネルギー量の違い
仔犬は成長期にあるため、エネルギー量が成犬よりも必要です。仔犬は活発に動き回ることが多いため、高エネルギーな食事が必要です。成犬は、活動量に合わせて適切なエネルギー量の食事が必要です。 - 食事の形態の違い
仔犬は歯並びが整っていないため、ドライフードを食べにくい場合があります。仔犬向けのフードは、小さくて柔らかい粒子でできていることが多く、食べやすい形状になっています。成犬は、歯並びが整っているため、ドライフードや湿食などの形態の食事が選択できます。
ドッグフードを選ぶポイント
- 成分表をチェックする
ドッグフードの成分表を確認することは非常に重要です。ドッグフードには主原料として肉や魚、または穀物が使用されていますが、原材料によって栄養価が異なります。タンパク質が多いものや、穀物不使用のものなど、それぞれに特徴があります。成分表をよく確認し、自分の犬の健康状態や好みに合ったフードを選びましょう。 - 製造国を確認する
ドッグフードは海外製造品が多く、その中には品質の低いものもあります。また、海外製造品の場合、成分表に記載されている内容が正確でないこともあるため、注意が必要です。製造国が日本国内であれば、日本の規格に基づいて製造された可能性が高いため、安心して選ぶことができます。 - メーカーの信頼性を調べる
ドッグフードを選ぶ際には、メーカーの信頼性を調べることも大切です。メーカーが定期的に品質管理を行っているか、過去に問題があったかどうかなどを調べることができます。また、獣医師が推奨するメーカーの商品を選ぶことも、信頼性を高めるポイントになります。 - 犬の年齢や体重に合わせて選ぶ
犬の年齢や体重、活動量、健康状態に応じて、適切なドッグフードを選ぶことが大切です。例えば、成長期の子犬には、成長に必要な栄養素が多く含まれたフードが適しています。また、高齢犬には、関節や消化器官の健康をサポートする成分が含まれたフードがおすすめです。運動量が多い犬には、高タンパクでエネルギーが豊富なフードが適しています。
まとめ
いかがでしたでしょうか。今回は適切なドッグフードと食事回数について解説しました。ドッグフードを選ぶ際に参考にしてください。もし迷うようなことがあれば、ドッグフードは品質と価格がイコールの場合が多いので、プレミアムな価格たいのものであれば品質は良いとみてもよいでしょう。
